気になるデーター

2月になると、平成21年1月〜12月のいろいろな数字が発表になります。
卸酒販組合の1年間の酒類卸販売量も発表されました。東京は前年対比105%
と伸びたそうですが、大阪圏では前年対比94.7と減少しています。特に本格
焼酎、泡盛の牽引役を担ってきた大阪は90.9%と大幅に後退しました。10
%減は大阪市場はどうしたんでしょう。

清酒の課税出荷量も全国で(日本酒造組合発表)4.3減で清酒離れに歯止めがかか
っていません。地酒販売比率の高い当店としては気になる数字です。
余談に成りますが、新潟の大きい蔵が数年前まで(売れに売れてた)○○純米カップ
本醸造になり、○○にごりも清酒からリキュール(雑酒)に変わっていました
ようするに、造るのが簡単だからかな?清酒蔵のポリシーはどこへ。
今、消費者サイドでは純米酒指向になっているのに?

ビールも同じで第3のビールになっちゃいました、良が悪に駆逐されちゃうよ
要は日本に酒造法がないからな(税金だけとればいい 悪の酒税法)これでは
消費者は本物のお酒を飲めないと思います。現在酒税は1兆3000億しかな
いんですよ。
どうか、お役人さん一日も早く世界に誇れる酒造法の制定を望みます。



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